2009-09-25 #076 candlenight 終わりが近付いている。優しくて、儚くて、甘くて残酷な別離の時が。小さくて頼りない蝋燭の灯火はゆらゆらと揺らめいて二人の顔を照らしていた。言葉もなく、ただ確かめ合うように絡めた手指。一緒にいられる幸せを噛み締めてた夜。