#793

それは突然だった。空を切り裂いて響く音は紛れもなく殺気を孕むのは己を屠る気満々だ。「理由が思い浮かばないのだけれど?」「理由はいりません。私が貴方を嫌いだという事で充分です」「酷いなぁ」鋼鉄の執事の襲撃とも言える夜這いはこうして失敗した。

オフ会お題「襲撃」と「鋼鉄の執事」コラボ
こうしてみるとうちの執事ってヘタレかもしれない……