#714

「にゃ」黒猫さんが分厚い本をしぺたんとねこぱんちしてた。ダメだよ、と止める間もなく繰り出されるぱんち。「にゃにゃん」ぱららっと捲れるページ、次いで上がる白い煙。「これでやっとおはなしできるにゃ」え!? 僕の頭にお揃いの黒い猫耳。その本はネコミミノミコンといった。