2009-09-26 #090 天使と執行人の詩 慟哭──哀しみを知った天使は、慈愛の存在ではなくなってしまう。それでも泣かずにはいられなかった。優しさと儚さ、愛を携えたのは過去。今この手にあるのは死を告げる断罪の鎌。「連れてってください」でも、どうして……うまく、笑えない。