#784

娘が傷ついた鴉を拾ってきた。泣き落としに根負けし、私は手当てをしてやる。その晩の事だ。「もし、お願いがひとつございます。南あふりかへの道を教えていただけませんか」よく見ればこの鴉、三本足で勾玉を下げている。 #twnovel 地球儀で道を教えた迷子の八咫烏は、間に合っただろうか。

うちの八咫烏は、四年に一度迷子にさせられてしまう子です