#159

「悪魔でも」「あれ、出だしちょっと違う?」「愛してくれる?」悪魔はそう問うたが、相手は如何せん幼い少女だった。少し考える素振りを見せるも。「やだ」即答。「だってボーイフレンドはたくさんいるもの。悪魔のおにーさんにひっかかるほど困ってないの」「……末恐ろしい子!」